コンセプト

『300歳からはじまる物語』

●プロローグ●

国宝善光寺本堂の外陣で、いつもみなさんに親しまれている「びんずるさま」
体中をなでられ、参拝客の心と体をその神通力で癒します。
そのお顔は表情がわからなくなるほど平らに
その肩や背中はつるつると丸く
その手はやわらかく、やさしく……
2013年300歳になるびんずるさまは江戸への出開帳から帰ってくると休む間もなく
善光寺のお坊さんたちにこんなことをおっしゃったそうです。

『人々の苦しみや痛みを癒すだけではものたりないぞ……』
『信州にも、もっと多くのみなさんが前向きに、
発展的に交流できる場がほしいなぁ……』
『日本の作り手を育てて、人と人が繋がっていくような場があるといい……』
『人々のあらたなチャレンジに背中を押すような……』

『善光寺の境内をつかっていただこうではないか……』

さっそく善光寺に隣接する地域の住民もあつめられ、
お坊さんたちと何やら少人数で寄り合いが開かれました。
それぞれが自分の仕事をかかえながらも連日連夜、その寄り合いは続きました。

『ルールやきまりでしばってはなりません、自由に……』
『お金をかけすぎてはいけません、知恵をしぼりなさい……』
『最初から大きくしてはいけません、続けること……』
『火事だけは気をつけなさい……』

ときどき聞こえてくる300歳とは思えないびんずるさまの力強い声と的確なアドバイス
半信半疑だった周囲の住民も少しずつその可能性に目が輝きだしました。

「善光寺びんずる市」でびんずるさんがみなさんをよんでいます……

『善光寺びんずる市とは?』

●コンセプト●

2013年 びんずるさんの300歳をお祝いして開催される事業の一つに
【手づくり】というキーワードをあてはめてみたら『善光寺びんずる市』になりました

昔からお寺というものは地域のコミュニティーや交流の場としての役割を担っていました
地域の人と人を繋げる「ご縁の場」として再認識していくために はじめていきます

趣味からはじめたママの手づくり品から プロのクラフトマン
中山間地の農家さんや これからお店を出そうとしているパティシエまで
こだわりの手仕事が広がって 人と人とが繋がっていきますように……

手仕事の先にはいろんな物語が存在していることでしょう
子供も連れてきて家族で一日楽しみながら商売をしたい
手づくりの面白さをみんなに体験してもらいたい
つくった物を広く多くの方に知ってもらいたい
これから商いをやるためのステップにしたい

はたしてこの「善光寺びんずる市」が
みなさんの手でどんなカタチになってゆくでしょうか
祈りの場から さらにもう一歩 自ら踏み出す世界に明るい未来があること信じて

新しい出会いの場はそう、『信州 善光寺』

300歳になる びんずるさんの神通力もおかりしながら おもてなしの原点に立ち

「手づくり市のお客様」
「出展してくださる作家さん」
「善光寺のお坊さん」
「観光参拝客」
「運営スタッフ こびんずる隊」
「地域の方々」
……多くの関係者のみなさんとともに

『手づくり』で繋がっていくシナプスが永続的に続いていくことを願い
皆様のご理解とご協力で開催できれば幸いです

善光寺びんずる市実行委員会